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偏摩耗とは、タイヤの偏った摩耗のことで、片側だけが摩耗する片べり摩耗や、センターだけが摩耗するセンター摩耗などがあります。偏摩耗は、空気圧が適正でなかったり、タイヤローテーションをせずに使用していた場合に起こりやすくなります。偏摩耗を放っておくと、タイヤの寿命が短くなったり、振動や騒音の発生の原因になります。

スタッドレスタイヤは、雪が積もった路面や凍った路面だけでなく、乾いた路面や雨の日の濡れた路面にも対応しています。

スタッドレスタイヤ装着時には、タイヤチェーン装着時のような”不快な揺れ”がないので、長距離のドライブでも快適にお過ごしいただけます。また、チェーンのように付け外しの手間もないため、ドライブ中に雪が降り始めたとしても、慌てることなく安心感を持って運転を続けられます。

使用を開始した時から性能は低下していきます。特に走行よる偏摩耗やトレッドゴムの硬化に伴って性能は低下しやすくなります。

●トレッドが偏摩耗していると、均一に接地できなくなるので、氷上性能が低下します。偏摩耗しないように適宜位置交換（ローテーション）をすることが大切です。

●スタッドレスタイヤが氷上ですべりにくいのは、やわらかいゴムが路面に密着するからです。ゴムが硬くなったら、溝があっても十分な氷上での効きは得られなくなります。

※車両から取り外した後の保管状態が適正でない場合にも、性能は低下します。

適正に保管された新品スタッドレスタイヤは、３年間は同等の性能を保つことが確認されています。